VIVA2007小田原ツアー

Prijateljstvo2007-03-29

水曜日の朝、週間予報と気圧配置からは予想できなかった澄み渡った快晴。高気圧にすっぽり覆われていなくてもこんな穏やかな天気に恵まれるのですね(この日の場合は低気圧と低気圧の間に関東地方が挟まれていた。つまりは相対的高気圧?)。予報を見ると2日間はこの天気続きそう。前々から考えていた新車ツアーを急遽実行する運びに。思いたったら吉日とSatikicaばりの気合でkiuchi氏がうらやむような入生田の"しだれ桜"を見にいくことにする。ちょうどakiraが松田の義父(Attiのお父様)の家に泊りがけで遊びに行っているので、ぼくもそこで一晩泊めてもらおうといった計画だ。さて、3日間日記書かなかったらだらだら書くぞー。


VIVA小田原ツアーマップ(全走行距離約120km)


なんという天気。あぁ幸せ。2時半に起きてよかった。仕事が一段落つき、着替えやら、カメラやら手際よく準備し、7時半にはもうスタート。もうとても疼いていたのですよ。まるで子供(自分で用いる表現では・・ないか)。まずは藤沢までは境川のサイクリングロード。いつもランニング道だが、みよ今日は一味違うぞ、なんとこの澄み渡った空であることよ(変)。



藤沢から鵠沼海岸までは引地川サイクリングロードここはどっちかというと遊歩道。歩道状態悪い。クロスバイクはフロントクッションが装備されていないので衝撃がモロに腕に伝わる。鵠沼海岸から相模川までは海岸線に沿って走るサイクリングロード。ここはマラソン大会でよく走った。とても気持ちがいいのだが、防砂設備があまく、ところどころ道路が砂に覆われている。このコースが終わるまでには「砂ノリ」がとっても上手くなりました。平塚から大磯までは、初めて目にした耳にした「太平洋岸自転車道」。バイバスと並行して走り、幅がやたら広く、歩行者もなく、適当なアップダウンとカーブがある最高のコース。5km程度で終わってしまうのがとても惜しい。写真は江ノ島方向



大磯から小田原を過ぎて入生田までは国道1号。急ぐ車はみなバイパスをいくのか皆ゆったり走っている。大型車も走っていないし、路肩を走るにはいい道路です。酒匂川を過ぎたあたりから前方に年老いた(?)バイク乗り"クロサワアキラ"が必死に走っている。抜くに抜けない微妙な関係を保ちつつ走っていると信号待ちで"クロサワ"の方から話しかけてくる。彼は65歳で今日は上大岡から小田原城の桜を見に行くとの事。オレの自転車見てイイナソレイイナソレを連発。とても可愛らしかったので小田原城までランデブー。写真はそのクロサワ。



クロサワと別れた後、小田原の町並み見物。噂の梅干店を発見。荷物になるのについつい買ってしまう。主人曰く「梅干さえ買っていただければ満足です」。"欄干橋ちん里う"というお店



小田原から入生田では箱根道とはいえ、まだまだのぼりの始まる一歩手前。やらた目に付くかまぼこ屋、かまぼこ屋、そしてかまぼこ屋。振り返ってかまぼこ博物館。さてようやく目標である長興山のしだれ桜を見物に。"山"なんで一応。自転車でいく輩など珍しい訳で、観光客みなさんから暖かいまなざしと声援をいただきました。とてもきつい坂なので一応降りてくる人に咲いているかどうか確認しました。でまぁ気分的には200mほど上った所にありました。神奈川花の名所百選のひとつであり、県随一の名木として知られている。そうだ。幹廻:4.7m、樹高15m、樹令約320年。撮影に際して指南役のおじさん(常駐?)がポイントを教えてくれました。



このあと入生田の生命の星・地球博物館であきら、おじいちゃん、Atti(この日は電車で参加)で落ち合い、ごはん。おっとその前に気になる酒蔵。博物館正面にある2年前にできたという酒造店。ここで造って販売している。"火牛(かぎゅう)"なる銘柄。あとで呑んだがうまい。辛口。日本好きに出してもはずかしくない味です。神奈川ブランドなのでご進物にいけます。相田酒造店



このあとは、皆と別れ、一足早く松田にあるおじいちゃんの家に。さて、自転車で旅をしていると線路が気になる。やたら気になる。鉄道一家の血が疼く。線路が曲がってたり、すぐそばにあったり、高いとこにあったりするとどうにも衝動を抑えきれず、鉄道愛好家さながらカメラを取り出し電車が現れるのを待つ。テーマは風景の中の電車。その電車がなんであろうが構わない。だから電車は画面の半分以下。共感する人・・・・いないだろうなぁ。といいつつ2枚。あきらの採点は上39点、下65点・・・キツゥ

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