PVなんかいらない

Prijateljstvo2007-10-15



ぼくがブツブツ言ってたら、りかちゃんも珍しくブツブツブツブツ嘆いていた2007-10-14 - **ciao!**。偶然にも今マスターしようとしてる曲が中村中の「愚痴」。

「友達の詩」ももちろん素敵だけれどもこの「愚痴」も大好きだ。言ってみれば中島みゆき風ベタな歌謡曲。彼女(?)が小さいころ母親が台所で口ずさんでいた研ナオコの曲を聞いて育ったというエピソードがなぜかこの曲にオーバーラップして夕暮れ時のせつなさを感じる。YouTube
「友達の詩」は最初にPVを見てしまった。PVはいけない。自分がその曲を感じ取る前にイメージを押し付けらてしまう。


とはいっても自分で感じ取ったものなんてとても薄っぺらなものなんだけどね。特に歌をよく聴いていた小さい頃なんかは単純に歌詞の中の一つの単語だけでイメージを作っていたような。
特に -夕暮れ- と言う言葉に敏感らしくこれに近い言葉がでてきた歌はぼくの頭の中では皆夕日が美しい。


浅田美代子「赤い風船」・・・あの娘はどこの子 こんな夕暮れ・・・
渚ゆう子「京都慕情」・・・あの人の姿なつかしい 黄昏の河原町・・・
千葉紘子「折鶴」・・・今あの人の胸にとばす夕暮れ時・・・


例えが古すぎてピンとこないでしょうが・・・。 


でも押し付けのイメージよりよっぽど美しいんだ。きっと。登場人物が流行のタレントだったりしないし。